看護師辞めたい…
でも経験が浅いから転職が不安…
こう考えている方は多いのではないでしょうか?
今回は、看護師経験2年で退職し、無職、その後復職した経験のある
私の経験談についてお話ししたいと思います。
~自己紹介~
常勤でNICU・脳外科・循環器内科を経験。
2度の無職ライフを満喫し、現在は派遣として勤務中。
趣味は、海外旅行・スキューバダイビングなど…
北海道在住で、グルメ巡りにもハマっています。
仕事が死ぬほど辛い…
就職してから、毎日が死ぬほど憂鬱でした。
朝起きた瞬間から、「帰りたい…」出勤すらしていないのに、毎回そう思っていました。
死なない程度に、怪我したり、病気になって入院したら、仕事に行かなくていいのに。
大地震がくればいいのに…と不謹慎なことまで考えていました。
仕事のことを考えるだけで、吐き気を催し、涙も出てくるようになりました。
今考えると、相当病んでました(笑)
学生時代に憧れていた、第一志望の科に配属されたのにも関わらず、こんな感じでした。
1年目は誰でも辛いものと、自分に言い聞かせて耐えていましたが、2年目になっても辞めたい気持ちは変わらず…
看護師を辞めたい理由
①激務・重い責任
・勤務時間外、夜勤明けで研修やカンファレンスに参加しなければいけない
・情報収集のために、早めに出勤し、定時になっても終わりが見えず残業
・自分のミスで人が死ぬかもしれないという緊張感がストレス
②人間関係
・裏で陰口を言ったり、高圧的な態度で指導をする先輩がいた
③夜勤による精神的・肉体的な疲労
・不規則な生活により、疲れが取れない、休みの日まで仕事のことを考えてしまう…
④看護師に向いていないと感じた
・同期と比べ、自分は成長が遅い
・仕事の手際が悪く、ミスが多い
・コミュニケーションが苦手
看護師は「なりたい職業」ではなく「辞めたい職業」
なりたい職業ランキングに、必ずと言っていいほどランクインしている看護師ですが、
実際は、辞めたいと思っている人ばかりだと感じます。
看護師の仕事が辛い…辞めたい…向いていない…
自分だけが感じていると思っていましたが、悩みを打ち明けてみると、友達の看護師たちも同じことを感じていることがわかりました。
意外とたくさんいる…というか、みんな同じ悩みを抱えています(笑)
退職の意思を伝える
毎日、辞めたいと思っていた私ですが、いざ上司に伝えるとなると、なかなか言い出せずにいました。
その理由として、
・経験、スキルがないので転職が不安
・とりあえず3年という謎縛り
今辞めてしまったら、転職が難しいのではないか…
看護師業界では、とりあえず3年は同じ職場で経験を積んだ方がよいと言われていたので、
2年で退職することに、なかなか踏み出せずにいました。
ですが、さすがに心身ともに限界だったため、意を決し、師長に退職したいと伝えました。
もちろん、すんなり受け入れてもらえるわけもなく、引き止められました。
その後、何度か面談をし、最終的には退職を受け入れてもらうことが出来ました。
年度末での退職が決まってからは、驚くほど気持ちが楽になり、とにかく嬉しかったことを覚えています。
転職した結果…
退職後、しばらく無職で過ごしていました。
あんなに嫌だった看護師の仕事ですが、「また看護師として働いてみようかな…」と思うようになり、転職活動を開始。
看護師経験2年でも、内定をいくつかの病院から頂き、無事、総合病院に就職しました。
未経験の科に配属されるも、第二新卒だったため、新人扱いはしてもらえず…苦労することも多かったです。
ですが、結果転職してよかったです。同い年で気の合う同僚がいたり、既卒で入職している人たちが多い職場だったため、受け入れてもらいやすかったです。
看護師としての経験が浅いからと、転職を躊躇している方もいると思いますが、なんとかなります!
看護師経験が2年しかなくても、転職は十分可能です!
心身ともに限界な時に、無理に耐える必要はありません。
経歴に、空白の期間ができるのが嫌という方も中にはいますが、働かない期間を設けることも大切だな~と感じました。
気分転換にもなりますし、また看護師として働きたいと思うことも出来ました。
無職ライフって実際どう?
現在は看護師を退職し、のんびりと無職ライフを過ごしています。
ずっと頑張り続ける必要はないと思います。「少し休みたいな」と思うことは自然なこと。
社会人になると、長期で休むことは難しいですよね。仕事をしない期間は、今まで頑張ってきた自分へのご褒美だと思っています。
仕事を辞めたことで、大好きな海外旅行に長期で行くことも出来ました。
だた、貯金が減っていくことへの不安があるのは事実です(笑)。
しかし、看護師免許さえあれば、いつでも復職することは可能!いつでも稼ぐことは出来ます。
まとめ
働かない期間を設けることは、私にとって、心身ともにリフレッシュできる貴重な期間となっています。
この記事を読むことで、日々激務に追われる看護師の皆さんの気持ちが、少しでも軽くなれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。