皆さん、「ビーツ」という食材は知っていますか?
真っ赤な見た目が印象的な野菜で、ロシアの伝統料理ボルシチに入っているイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
栄養価が高く、スーパーフードとも言われる、ビーツの魅力について解説します!
~自己紹介~
看護師として、循環器内科・脳外科・NICUを経験。
趣味は、海外旅行・株式投資・ダイビングなど…
北海道在住で、グルメ巡りも大好き。
ビーツってどんな野菜?
・根菜の一種
・見た目は赤かぶに似ているが、ほうれん草などと同じ科に属する野菜
・砂糖の原料として有名な、テンサイも同じビートと呼ばれる仲間の野菜
・「食べる輸血」と言われるほど、栄養が豊富
・地中海沿岸が原産地
・皮も内側も鮮やかな赤紫色をしているが、赤紫色以外の品種もある
ビーツが赤い理由
赤い色素の正体は、ポリフェノールの一種「ベタシアニン」
抗酸化成分として有名な「アントシアニン」よりも、さらに抗酸化作用が高い!
ビーツってどんな味?
・特有の土臭い風味と、自然な甘みが特徴
・収穫したての大根やじゃがいも、とうもろこしなどに例えられる
・サラダなど生でも食べることが出来るが、少し土臭く歯ごたえもある
⇒加熱調理が一般的
・加熱することで、甘みが増す
ビーツの食べ方
サラダなど生で食べる場合
・レモンや酢と合わせると土臭さが抑えられる
・大根やかぶのようなシャキシャキとした食感が楽しめる
・歯ごたえがあるため、皮をむき、薄くスライスする
・スムージーにすることで泥臭さが抑えられる
⇒他の野菜や果物を合わせたり、ヨーグルトや豆乳、アーモンドミルクなどで自由にアレンジ
加熱する場合
・煮込み料理など加熱したものはやわらかく、じゃがいもに似たホクホクの食感になる
・下ごしらえとして茹でる場合は、栄養素が流れ出ないように皮をむかずに!
・切り落とした葉や茎も栄養豊富で、炒め物などに使える
ビーツの栄養素と健康効果
カリウム
⇒むくみ解消、高血圧予防
ポリフェノールの一種であるベタシアニン
⇒抗酸化作用でアンチエイジング効果
ビタミン類(ビタミンB6・葉酸)
⇒体の調子を整える、貧血予防
パントテン酸
⇒ビタミンに分類される栄養素で、動脈硬化予防に効能がある
食物繊維・オリゴ糖
⇒腸内環境を整える
アミノ酸の一種であるベタイン
⇒肝機能を高め、肝臓を健康に保つ
NO(エヌオー)
⇒血流を良くする働きや、血管の筋肉を柔らかくし広げてくれる効果があり、脳卒中や心臓病の原因となる血栓を予防する働きがある
ビーツが女性におすすめの理由
先ほどもビーツの健康効果について紹介しましたが、
ビーツを摂取することで、
貧血予防、むくみ解消、便秘改善、エイジングケアをサポートするなど、
女性にとって嬉しい効果が期待できます。
「食べる輸血」と言われる理由に納得ですね。
まさに、ビーツは女性の味方、スーパーフードです!
ビーツを食べる際の注意点
・カリウムを多く含んでいるため、腎臓が弱い方は摂取量に注意が必要!
・食物繊維を豊富に含むため、大量に摂取するとお腹が緩くなったりすることもある
粉末のビーツがおすすめ!
日本ではまだ、生のビーツは馴染みがなく、入手が難しいことも……
「ビーツパウダー」とは……
⇒ビーツを食べやすく加工した食品で、とても便利!
1日摂取量は、2~3gを目安にしている製品が多い
ビーツの健康効果を知ってしまうと、
手軽なビーツパウダーは絶対常備したくなります!
私は普段、プロテインに混ぜて飲んでいます!
普段の食事から必要なタンパク質量を摂取するのは難しいですよね……
私は、プロテインで補うようにしています。
ビーツパウダーを使用したおすすめスイーツ
暑い夏におすすめのひんやりスイーツ!
1.バナナを輪切りにし、ジップロックへ入れ冷凍する。
2.冷凍バナナ、豆乳、お好みのナッツ、ビーツパウダーをミキサーで混ぜ完成。
簡単でヘルシーなひんやりスイーツで、とても美味しいですよ!
私は普段、無調整豆乳を使用しています。
完熟バナナを使用することで、甘味料なしでも美味しくなります。
甘みが欲しい場合は、はちみつをおすすめします。
私のおすすめの豆乳はこちらになります♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
今までビーツを食べたことがなかったという方も、興味を持って頂けたのではないでしょうか?
肌を健康に保つ、冷え性の改善、むくみ改善など、女性には嬉しい魅力的な効果が期待できます。
機会があれば、ぜひ試してみてください!