~自己紹介~
看護師として、NICU・脳外科・循環器内科を経験。
2度の無職ライフを満喫し、現在は派遣として勤務中。
仕事と投資の勉強を両立し、20代で資産2000万円を達成。
趣味は、海外旅行・スキューバダイビングなど…
北海道在住で、ソフトクリームめぐりにもハマっています。
まさか、あの2つの企業が手を組むなんて!
皆さんは、薬局でお馴染みのアインHDが、インテリアショップのフランフランを買収したというニュースをご存じですか?
薬局とインテリアショップ、全く異なる世界で活躍してきた両社。
この買収には、一体どんな狙いがあるのでしょうか?
そして、私たちの生活にどんな影響を与えるのか…
看護師ならではの視点で詳しく解説していきます。
アイン薬局について
企業情報
株式会社アインホールディングス
本社:北海道札幌市
プライム市場に上場しており、証券コードは【9627】。
全国に薬局やドラックストアなどを展開しており、総店舗数は約1300店舗。
売り上げの約90%は、ファーマシー事業。リテール事業は約8%となっています。
また驚くことに、24年連続増収で、調剤薬局売上高ランキングでも、第1位となっています。
ファーマシー事業
「アイン薬局」を主とした調剤薬局を日本全国に展開
- 調剤及び医薬品の販売
- ジェネリック医薬品等卸売
- 医療経営コンサルティング、人材紹介
リテール事業
コスメ&ドラッグストア「AINZ & TULPE(アインズ&トルペ)」を札幌・首都圏を中心に展開
- コスメティック商品及び医薬品等の販売
フランフラン(Francfranc)について
企業情報
株式会社Francfranc
本社:東京都港区
日本国内に127店舗、香港に7店舗を展開。
2012年、MBO実施により東証一部上場廃止。
事業内容
Francfrancを中心としたインテリア・雑貨の売販やコーディネートを手掛ける小売企業。
雑貨から寝具、家具、ソファーまで幅広いアイテムを提供している。
なぜ、アイン薬局はフランフランを買収したのか?
薬局とインテリアショップ、一見すると全く異なる業種の企業同士の買収。
一体なぜこのようなことが起こったのでしょうか?
アイン薬局といえば、処方された薬をもらいに行ったり、ドラッグストアとして、日用品や医薬品を購入する身近な存在ですよね。
一方、フランフランは、おしゃれなインテリア雑貨を扱うお店として、多くの人々に親しまれています。
薬局大手のアインがフランフランの買収を決めたのはなぜか。
その狙いは、化粧品店「アインズ&トルぺ」を手掛ける女性向けリテール(小売り)事業を強化したいという点にあります。
アインHDが運営する、化粧品中心のドラッグストア「アインズ&トルぺ」は、フランフランと同じく20~30代の女性をターゲットにしており、コスメ関連商品が全体の約9割を占めています。
そのため、主要顧客が似ているフランフランと協業し、互いの商品を店頭に並べたりすることで、相乗効果を狙う戦略なのです。
アイン薬局×フランフラン買収で何が変わる?
今回の買収は、私たちの生活にどのような影響を与えるのでしょうか?
商品の共同開発・共同出店
アイン薬局は、ドラッグストアにとどまらず、ヘルスケア領域への事業拡大を目指していると考えられます。
フランフランの持つブランド力や店舗網を活用することで、健康食品や美容用品など、新たな商品ラインナップの拡充が期待できます。
健康と美の融合
健康と美容は密接な関係にあります。アイン薬局とフランフランの連携により、健康食品や美容用品とインテリア雑貨を組み合わせた新たな商品やサービスが生まれるかもしれません。
健康意識の高まりと生活空間
近年、健康意識の高まりとともに、自宅での過ごし方を見直す人が増えています。
自分の部屋を快適な空間にしたい、ストレスを軽減できるような環境を作りたいというニーズは高まっています。
心の健康とインテリア
インテリアは、単に見た目を良くするだけでなく、私たちの心に大きな影響を与えます。
好きなものに囲まれた空間で過ごすことは、心の健康にも良い影響をもたらすことが知られています。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はアイン薬局によるフランフランの買収というニュースについて解説しました。
ドラッグストアとインテリアショップの融合は、私たちの生活をより便利で快適にするかもしれません。
この買収が、私たちの生活にどのような影響を与えるのか、今後も注目していきましょう。