~自己紹介~
常勤で、NICU・脳外科・循環器内科を経験。
2度の無職ライフを満喫し、現在は派遣として勤務中。
趣味は、海外旅行・スキューバダイビングなど…
北海道在住で、グルメ巡りにもハマっています。
「派遣看護師って、働きやすいって聞くけど実際どうなの?」
そんな風に思っていませんか?
実は、多様な働き方が出来たり、人間関係のストレスが少ないなど、多くのメリットがあるんです!
今回は、私が実際に派遣看護師として働いた経験をもとに、「神職場」と言えるような派遣先を見つけるコツや、派遣看護師ならではのメリットを解説します。
「派遣看護師ってどんな仕事?」という方から、「自分に合う派遣先ってどこだろう?」と悩んでいる方まで、きっと役立つ情報が満載です。
ぜひ、最後まで読んで、あなたも派遣看護師という働き方について一緒に考えてみませんか?
【この記事でわかること】
・派遣看護師のメリット・デメリットを解説
・神職場を見つけるためのコツ
・実際に私が経験した「神職場」エピソード
派遣という働き方を選んだ理由
まず始めに、私がなぜ派遣という働き方を選んだのかについてお話しします。
新卒から約8年間、無職期間を挟み、常勤として2つの病院を経験しました。
看護師業務の他に、委員会の仕事や研修、残業・・・
日々激務に追われ、仕事が楽しいと感じる余裕はありませんでした。
精神的にも体力的にも辛くなり、新卒で入職した病院を2年で退職。
「とにかくゆっくりしたい!」と思い、先のことは考えず、しばらく無職ライフを満喫することにしました。
無職ライフ中に、なんとなく海外旅行に行こうと思い立ち、1か月間オーストラリアへ行きました。
初の海外旅行でしかも一人きり、英語も話せませんでしたが、とても楽しく、リフレッシュすることが出来ました。
日本に戻ってから、お金がないこともあり、渋々就活を始めました。
もともと、応援ナースなどの働き方に興味があり、転職サイトに登録しましたが、臨床経験2年では厳しいと言われ断念・・・
とりあえず経験を積むため、常勤としてしばらく働くことを決意。
8か月の無職期間がありましたが、問題なく内定をもらうことが出来ました。
総合病院に就職し、6年間勤務後、退職し2度目の無職ライフに突入。
無職ライフが永遠に続くわけもなく・・・重い腰を上げ、就活を開始。
常勤で勤務すると、長期休暇を取ることが難しく、大好きな海外旅行にも行くことが出来ないため、
初の「派遣」という働き方に挑戦してみることにしました。
派遣求人の探し方と選び方
派遣求人の探し方
とりあえず、看護師派遣の求人を探すため、派遣求人に特化した求人サイトへ登録しました。
「短期間で海外旅行の資金を稼ぎたい!」と思ったので、一番重視したのは、「時給」です。
とある老人ホームが一番時給が高かったのですが、病院を希望していたため断念・・・
病院・日勤のみ・残業少なめという条件で探し、「時給2100円」を発見し応募。
以前、夜勤専従で長年勤務し、お給料はよかったものの、体調を崩したので、今回は日勤のみを希望しました。
私が利用した求人サイトは、条件を細かく指定出来たので、とても便利かつありがたかったです。
おすすめの求人サイト
私が利用した求人サイトは、「スーパーナース」です。
病院ではなく、スーパーナースに直接雇用され、病院に派遣される仕組みです。
病院とワンクッション距離があるため、そういう点も、個人的には気持ちが楽でした。
派遣求人の選び方
派遣会社の方がいわく、派遣として採用される場合、面接なしのことが多いようですが、私が選んだ求人は、面接ありでした。
実際に病院へ行き、看護部長と事務長の二人と面接しました。その際、派遣会社の営業担当者の方も同行してくれました。
面接時によく聞かれる質問などを、事前に教えてくれて助かりました。
面接自体は、お堅い雰囲気ではなく、「夜勤はするかしないか」「仕事をしていなかった時期は何をしていたのか」「なぜうちの病院で働きたいと思ったのか」「これまで経験について」などを聞かれました。
面接=面倒だと思っていましたが、結果面接してよかったと思いました。
なぜかというと、面接で看護部長さんの考えや雰囲気が、実際の現場に直結するんだなと、働いてみて感じました。
そこの看護部長さんは、穏やかな雰囲気で、第一に職員の働きやすさを重視していました。
例えば、前残業を減らすために情報収集の時間も勤務時間内に含まれていたり、スタッフに看護師特有のきつめの性格の人がいなかったりと・・・
面接で看護部長さんの雰囲気がよかったので、ここにしようと決めるきっかけになりました。
「どうせ派遣で期間限定だし。」と面接を面倒に感じていましたが、働きやすい職場を見つけるためには、面接を受け病院の雰囲気を事前に知ることがとても大切だと痛感しました。
派遣先は「神職場!」
実際に私が経験した「神職場」について紹介します。
人間関係について
派遣先の病院は、既卒のみで新卒を採っていないという病院でした。
そのため、新卒から長年居座り続けている、お局看護師がいなかったのです。
看護部長や師長さんも、転職経験者であったため、新しい職場になじむことの大変さをとてもよく理解されていました。
「慣れない職場で精神的に疲れていないか?」「その日のフォロー者に聞きそびれたことはないか。」など、仕事中は何度も声をかけてくれ、常に気にかけてくれていました。
「入ったばかりで、分からないことがあって当たり前なので、何か聞かれたら快く教えてあげて。」と日勤の仕事始めと終わりに、スタッフ全体に話をしてくれ、とても感動しました。
看護部長や師長さんの人柄の影響もあり、スタッフの皆さんはとても優しく、接しやすかったです。
不思議なくらい人間関係は良かったと思います。
派遣経験者の友人からは、病院によっては、派遣に対しての対応が冷たかったりすると聞いていたので、いい職場に巡り合えたと思っています。
職場環境について
派遣先の病院は、とにかく働きやすい、働き続けたいと思える職場を作るという考えだったので、看護師の業務負担軽減のため、様々な取り組みが行われていました。
・情報収集の時間は勤務時間内に含まれており、前残業をしなくてもよい。
・入院を取るためのフリーの看護師が日勤でいるため、受け持ちをしている看護師の負担が減る。点滴も基本フリーがやってくれる。
・IC記録は基本医師がカルテに記載することになっており、看護師が詳細を記載しなくてもよいため、記録に時間をとられない。
・エイドさんが多めで、ナースコール対応やおむつ交換、検査搬送等は基本対応してくれる。
・更衣時間も勤務時間内に含まれており、業務が終わっていれば、終業時間の5分前には更衣室のロッカーに行って着替えてもよい。
・休憩はしっかり1時間とるという考えがスタッフ全員にあり、業務が立て込んでいても、とりあえず休憩に入っておいでと言ってくれる。
・マニュアルがしっかりとあり、業務が統一されている。
以上が、私が経験した「神職場」エピソードになります!
最高過ぎませんか?!看護師の職場とは思えないですよね。
それまでブラックな環境でしか働いたことがなかったので、驚くばかりでした。
ホワイトな病院は本当に存在するんだなと、今回派遣を経験し知ることが出来ました。
小さい病院や地方の病院だと、マニュアルがあるようでなかったりします(笑)。
それにより、各々が独自のやり方で働くことで、理不尽に怒られたりすることもあるので、マニュアルで業務が統一されている点も大事だと思います!
神職場を見つけるためのコツ
自分に合った職場を見つけるために、一番大事だと感じたのは、事前の「派遣先の情報収集」です。
これに尽きると思います。派遣に限ったことではないですが、いくら期間限定といっても、職場環境や人間関係が自分に合わなかったら、辛いですよね。
ナスコミという看護師の口コミサイトを見たり、何より面接でその病院の雰囲気を確かめることが重要だと思います。
あとは、派遣会社の担当者に、以前その病院で派遣として勤務していた方のリアルな口コミ情報を聞いたりすることもいいと思います。
派遣看護師のメリットとデメリット
派遣看護師のメリット
実際に働き感じた、派遣看護師の魅力は・・・
・残業をしなくてもよい ※病院によります
・期間が決まっているので人間関係も割り切れる
・委員会の仕事をしなくてもよい
・週に何日働きたいか、夜勤はありorなしを選べる
自分のライフスタイルに合わせた、柔軟な働き方が出来ます。
人間関係のストレスが少ない点も嬉しいですね。
派遣看護師のデメリットについて
・キャリアアップは難しい
・ボーナスや昇給がない
・雇用期間に期限があるため、派遣として同じ職場で働き続けることが出来ない。
紹介予定派遣とは…?
通常の派遣とは違い、派遣先の病院に直接雇用されることを前提に派遣される働き方。
派遣看護師の福利厚生について
派遣として勤務した際の福利厚生について、私の場合を紹介します。
・交通費は全額支給されました。
・職員食堂も正職員の方と同じ値段で使用することができました。
・研修は、eラーニングで正職員の方と同じ内容でした。
・6が月経過すると有休が使用できるようになります。
・社会保険は、一定の条件を満たしていれば加入できます。
派遣だと、家賃手当てがないので、その点は辛いなと思いました…
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では、派遣看護師という働き方の魅力と、実際に「神職場」と言えるような派遣先を見つけるためのコツについて解説しました。
「残業が多くて疲れている」「職場の人間関係に悩んでいる」など、職場にストレスを抱えている看護師の皆さん‼ 今すぐ、派遣看護師デビューしてみませんか?
派遣看護師に興味があるけど、一歩踏み出せないという方もいると思います。
この記事が、あなたの背中を押すきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。